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賞味期限切れのビールは飲んでいい?期限切れビールの活用術

2022.04.18

もし家に賞味期限切れのビールがあったら、みなさんはどうしますか?気にせず飲みますか?それとも捨てますか?今回のテーマはビールの賞味期限について。ビールの賞味期限はどれくらいなのか、切れたビールは飲んでもよいのか、飲む以外の活用方法など、お役立ち情報をまとめています。家に賞味期限切れのビールがある方や、ビールをたくさん購入したいけど賞味期限が心配な方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

ビールの賞味期限は、およそ半年~9カ月 

日本で作られるビールの賞味期限は、およそ半年~9カ月と決められています。賞味期限は目につきやすいところに表記されていることが多く、缶の底やラベルに記載されています。当たり前ですが、やはりビールは出来たてが一番。瓶内熟成させるビールを除き、賞味期限に近づくにつれて味や香りが徐々に落ちていきます。ギフトなどでビールをもらうこともあると思いますが、賞味期限を確認して期限内に飲みきるようにしましょう。

容器によってビールの賞味期限は変わる?

ビールの容器には、缶、瓶、樽がありますが、密閉されているため大きく賞味期限が変わるということはなく、半年~9カ月です。容器よりもビアスタイルによって賞味期限は左右されるようです。ただし、どの容器のビールも開栓後はすぐに味が落ちてしまうので、一度開けたビールは遅くとも3日以内には飲み干しましょう。日本のビールの賞味期限は最大で9カ月ですが、海外の銘柄には賞味期限がわずか3週間のものや、反対に製造から10年後に賞味期限を設定しているものもあります。

ビールメーカーが説明する賞味期限

日本の代表的なビールメーカーのサイトには、ビールの賞味期限について記載があります。実際に各メーカーがどのように表記しているのか見てみましょう。

アサヒ
「賞味期限」は、商品をおいしくお飲みいただける期間の目安として表示しています。 流通過程や保管状況によっても差がありますが、ビール類は、暗く涼しいところに保管すれば、9ヶ月ほどおいしくお飲みいただけます。 賞味期限が過ぎてしまっても、容器が密閉されていれば衛生面では問題ありません。ただし、時間の経過とともに風味が落ちてしまいますので、賞味期限に関わらずお早めにお飲みください。

引用先:https://www.asahibeer.co.jp/customer/post-22.html

サントリー
賞味期限というのは、栓を開けていない状態で、表示されている保存方法に従って保存した時に、美味しく飲んで頂くことのできる期日を示しています。ですから、期限を過ぎてもすぐに飲めなくなるわけではありません。 ただ、ビールは出来たてが一番美味しく、また、商品毎の個性や味わいなどもよりお楽しみいただくことができます。 時間の経過と共に新鮮な風味も徐々に変わってきますので、できるだけ早い時期にお召し上がりいただくことをおすすめします。

引用先:https://www.suntory.co.jp/customer/faq/002226.html

キリン
「賞味期限」とは「開栓していない状態で表示されている方法」に従って保存した時に、おいしくお飲みいただける期限を示しています。期限を過ぎても、すぐに飲めなくなる訳ではありませんが、商品本来のおいしさをお楽しみいただくためにも、期限内にお召し上がりいただくことをお勧めします。

引用先:https://faq.kirin.co.jp/faq_detail.html?id=309

どのビールメーカーも、賞味期限に関係なく、なるべく早く飲んだほうがおいしく味わえると表記しています。やはりビールは出来たてが一番ということですね。

賞味期限切れのビールはいつまで飲める?

実は、ビールは賞味期限が切れたからといって直ちに飲めなくなるわけではありません。実は、ビールに賞味期限はありますが、消費期限はありません。消費期限がないため、容器が密栓されていれば賞味期限が切れても衛生的に問題はありません。ただ、時間が経てば劣化が進んでいくため、風味は落ちます。

ビールは賞味期限が切れてから1~2カ月ほどで酸化し始めます。半年経つ頃には、泡立ちも悪くなり、敏感な舌をお持ちの方であれば味の変化に気が付くかもしれません。賞味期限から数年も経過すると、ビールの酵母が沈殿し濁ってしまいます。

ビールの賞味期限と消費期限

そもそも賞味期限とは、「品質が変わらずおいしく味わえる期限」のことをいいます。賞味期限が切れた食べ物を食べても体に影響を及ぼす可能性はほとんどありません。それに対し、消費期限とは、「安全に食べられる期限」のことをいい、食べてしまうと体に害があります。ビールには消費期限が明記されていないことが多く、その場合は開栓されていなければ一応いつまでも飲めることになりますが、食事を楽しむためにも安全に飲むためにも、賞味期限より前に飲むようにしましょう。

賞味期限切れのビールの活用術

もしビールの賞味期限を切らしてしまった場合でも、そのまま捨てるのはもったいない!実はビールにはさまざまな使い道があります。賞味期限が切れて味が落ちてしまったビールの活用する法をお教えします。

料理に活用

まず、賞味期限が切れたビールの代表的な使い道は料理です。例えば、牛肉や鶏肉のビール煮や、てんぷら料理の味付けや風味アップに活用できます。ビールを入れることでお肉が柔らかくなったり、揚げた衣がサクサクになったりする効果が。飲めなくても、おいしいつまみに変身します。ただ、料理に活用するビールは人の口に入るため、賞味期限を大きく超えているビールはおすすめしません。賞味期限が切れてあまり時間がたっていないビールを使用しましょう。

掃除に活用

また、賞味期限が切れたビールは掃除に活用することもできます。ビールに含まれるビタミンEは脂質と結合しやすく、アルコールは油分を柔らかくするため、油汚れを落とすのに役立ちます。さらに、アルコールによる除菌効果も期待できます。

お風呂で活用

賞味期限が切れたビールはお風呂場でも活躍します。ビールに含まれる酵母には美肌効果があると言われており、ボディソープやシャンプーに混ぜて使う人もいるようです。ドイツでは浴槽に直接ビールを入れる「ビール風呂」が注目されており、精神を安定させて快眠を促す効果があるそうです。

植物の肥料として活用

賞味期限が切れて炭酸が抜けたビールは植物の肥料にもなります。ビールに含まれるさまざまな成分が植物の栄養になります。加えて、ビールの酸成分には害虫駆除の働きも。糖分のせいでコバエが発生するかもしれないので、水で薄めてから植物にやりましょう。

正しい保存方法でビールをおいしく保とう

ビールの保存には正しい方法があります。正しい方法で保存していないビールは、賞味期限内であっても味が落ちたり、炭酸が抜けたりしてすぐに劣化してしまいます。ビールを正しく保存するには、こちらの5つのポイントに気を付けましょう。

  • 直射日光を避ける
  • 熱がこもる場所は避ける
  • 0℃以下の場所は避ける
  • 缶ビールは塩やしょうゆの近くを避ける
  • 防虫剤など臭いが強いものの近くは避ける

直射日光や熱によりビール本体が傷みやすくなります。また、0℃以下で保存するとビールが凍ったり、アルミが腐食させる性質がある塩やしょうゆの近くに置いたりすると容器が破損する恐れがあります。きつい臭いが移ったビールも飲みたくないですよね。いくら賞味期限内のビールでも正しい保存方法で保存していなければ味や香りは落ち始めます。ビールを大量に購入する時は、保存場所を確保してからにしましょう。

当然、ビールを大切に扱っているお店であれば正しい方法で保存しているはずです。直射日光が当たるところにビールケースを並べているような店は、まずいと断言できます。そんなお店のビールは避けましょう。

まとめ:賞味期限切れでもすぐ捨てないで!

今回はビールの賞味期限についてまとめました。ビールの賞味期限は半年~9カ月ですが、実は賞味期限が切れても飲めなくなるわけではありません。ただし、味や香りが落ちるため、料理や掃除、植物の肥料などに活用してみてはいかがでしょうか。ビール好きのみなさんが賞味期限を切らす心配はないと思いますが、もし賞味期限切れのビールがあったら、この記事を参考にしてみてください。