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フィンランド発「公式サウナビール」をサウナで飲んでみた!

2022.02.25

「ととのう」というフレーズで一躍ブームとなったサウナ。ブームはまだまだ続いていますが、サウナ上がりのビールは、ビール好きにとっても楽しみなシチュエーションの一つ。

そんな中、サウナ発祥の国・フィンランドの「公式サウナビール」があると聞き、さっそくいただいてみました。

店頭にはまだないが東京・笹塚のスパで発見

このサウナビールはスーパーや酒屋の店頭にはまだ置かれておらず、サウナだけで飲めるということ。調べた結果、近場では東京・笹塚にある男性限定のサウナ「天空のアジト マルシンスパ」にあると分かり、さっそく行ってきました。サウナは正直苦手で利用するのは数年ぶりですが、ここは新たなビールとの出会いのためにチャレンジです!

行く前に念のため問い合わせところ、「今日はまだあります」というお返事。ということは、売り切れる日もあるということ?人気のほどがうかがえます。

スパは京王線笹塚駅から徒歩3分ほどのビルの10階にありました。

サウナ後のビールが楽しみとはいえ、脱水症状などの予防のため、入浴の前後には水分や塩分もしっかりと補給。こちらのスパには、水だけではなく岩塩も置いてありました。

久々のサウナでしたが、これまで入ったサウナとは違い、薪の燃えるような、またどこか林のような香りのする、爽やかさを感じるサウナでした。

フィンランド大使館が選んだから“公式”

いざ、サウナから出てレストランへ!お待ちかねのサウナビールを注文しました。

こちらが公式サウナビール!太めで丸みのあるボトルで、黄色のラベルが目を引きます。

ちなみになぜ“公式”を名乗っているかというと、フィンランド大使館が選定に関わっているから。フィンランドでも、サウナを楽しんだ後にビールがよく飲まれますが、「これがサウナビール」という決まった銘柄があるわけではありません。

そこで、日本で展開するフィンランドの公式サウナビールを決めようと、フィンランド大使館がフィンランド国内のクラフトビールメーカーに呼びかけてコンペを実施。その結果、2021年11月に選ばれたのがこのOlaf Brewing社(オラフ社)のサウナビールでした。

ビアスタイルはペールエール。サウナで楽しむことを念頭に置いている、フィンランドの特徴を生かした風味であるなどの条件を満たし、選定には日本人の意見も反映されています。

白樺樹液のまろやかさが特徴のペールエール

それではいただきます!

色は多くのペールエール同様、黄色がかった薄い銅色です。

他のビールではあまり感じたことのない、森のような香りが伝わってきました。

味は独特のまろやかさを感じますが、これは副原料として白樺の樹液が使われているからでしょう。苦味は少なめです。

のどごしはすっきりしており、炭酸もそれほど強くありません。

そして最後に鼻に抜ける時にも、わずかに森の香りがします。

森のような香りは、決して強烈なわけではなく、ほんのり漂ってくる程度。味もしつこくなくまろやかで、どことなく爽やかです。サウナ上がりもいいですが、むしろ森林浴をしながら飲むとよりはまるのでは、というイメージが湧いてきました。

個性がありつつもどこか控えめな印象や、白樺の樹液のイメージとも相まって、随所にフィンランドらしさが感じられました。

サウナの日=3月7日に合わせて楽しもう

ちなみにこちらのスパでは、フィンランドを代表するビールの一つである「ラピンクルタ」(こちらはピルスナー)も飲めます。お店の人に聞くと、サウナ上がりの最初の一杯はやはりジョッキで飲みたいという人が多いそうで、ジョッキで供される国産のビールが一番人気とのこと(写真の通り、サウナビールは瓶とグラスで供されます)。とはいえ、ラピンクルタも根強い人気があるそうです。

まろやかな飲み口のサウナビールは、のんびりしたい時に、ゆっくり飲むのにぴったり。ぬるめの温度で楽しめるペールエールなので、徐々に暖かくなってくるこの時期にも合うでしょう。

3月7日は、サ(3)ウナ(7)の語呂にあわせたサウナの日。あなたのお住まいの地域のサウナでも、この公式サウナビールを扱っているかもしれません。お近くのサウナやスパをチェックしてみてはいかがでしょうか。

参考文献: